

神が宿り、魂が宿り、木の精霊が宿る樹木。
その樹木は、宇宙の真理を告げ、神託を告げ、私達を導いてくれます。
古代ケルト文明は、森を聖なる場所とし、樹木から神託を受け、自然の循環、魂の循環を伝えてきた文明でした。
人は、樹木から生まれ、産まれた月によって、あなたを導く守護樹がある。
あなたが心惹かれる樹木、それは、あなたの守護樹であり、あなたを導き、守る神聖な樹木なのです。


人生の中でふっと、かけがえのない出会いをすることがあります。
散歩をしていて、自然の香りにハッとしたり、気になるものに出会ったり・・・。
古代ケルトでは、子供のころ、自分の樹を見つけるように言われ、お気に入りの森に入り、一本の樹を見つけます。
木の精霊が宿る樹に導かれるように、探すのです。
そして、両手で幹を抱きしめてみたり。
樹皮を触り、匂いをかぎ、兄弟となるようにお願いします。
そして、自分の秘密を樹に打ち明けます。すると、樹木は、絆を結んでくれ、その人を守り、強く生きてるように導いてくれます。
それはきっと、木の精霊が宿る樹木達が、宇宙や地球の記憶を持ち、生きているからにほかなりません。
一本の樹木は、ケルト宇宙では、友であり、魂を向上させ、人生を導いてくれるパートナーなのです。
森の中で育ったエネルギーが、樹木の形をして目の前に現れる。
部屋の中に置いていても、庭に置いていても、生命力を発し続けて、その姿はひとときも同じではないのです。
その自然なエネルギーを感じていると、新しいエネルギーをもらったりするのです。



古来から日本人は、樹木に畏敬の念を抱き、樹木を感じ、神が宿る拠り所、神様の通り道、天と地を結ぶものと考え、樹木と共に生きてきました。
また、多くの民族も、樹木を、宇宙軸、世界軸と考えてきました。
樹木だけではなく、水、土、風、そして生きとし生けるものにいたるまで、森羅万象のすべてのものに神が宿ると、考えてきました。
樹木と共に生きるとき、地球との一体感、宇宙との一体感を感じるのです。
樹木を見ること、感じること、樹木の魂に触れ、あなた自身の魂と同調していく。
そうするうちに、あなたは自然と共に生き、あなたは宇宙の一部であることを感じ、より自然に、人間らしく、本来のあなた自身に戻っていけるのです。
 
輪廻転生をしながら、何度も生まれ変わるあなたの魂。
絶妙なタイミングで、生まれて来たのです。
木の精霊が宿る樹木は、あなたの人生に語りかけ、樹木の中に内包する記憶を通して、メッセージを伝えています。
樹木のサイクルは、魂のサイクル。
気になった樹木、樹の暦からみたあなたの守護樹を人生の中に取り入れ、樹木からの神託を受け取ってください。
樹木のエネルギーが、あなたの魂へと語りかけます。
木の精霊が宿る樹木の意識は、地球の意識、宇宙の意識と繋がり、あなたの意識と繋がります。
木に宿る精霊である木精と一人でも多くの人が出会うことが出来ますように・・・。
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