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樹木とは、そもそもどうやって生きているのだろうか。 樹木よりもたくさん存在している草は、みんなが地上で目にしているもので1から2年で枯れてしまうけれど、残った根っこがあれば、そこから毎年新しく茎や葉がでるものや、種子が残ったことで、新しく芽でる植物のこと。 では、木はというと、地上に出ている部分、木の細胞壁にリグニンが沈着して組織が堅くなり木質化することで、何年も枯れずに生きることができる。 それから何回でも花を咲かすことができ、実をつけることができる植物のこと。 樹木とは森に入ると草だと思っても木だったり、木だと思ったものが実は草だったりと、さまざまな形で存在している。 樹木と草の幹の違いは、木は年月の経過と共にだんだんと太くなっていく、いわゆる年輪と言われるものが形成されていく。 これは樹木の形成層という組織に次からつぎへと新しい細胞ができることで起こり、年輪が生まれる。 樹木とは年輪のことを木部と言い、樹木そのものを支えて、中にある導管を通して根から水分を吸収し、葉などに送っている。 また、樹木の葉で作られた栄養分は根へと運ばれていく。
樹木とは山に存在する木と草の植物は、気候によって4種類あり、ハイマツ帯、シラビソ帯、ブナ帯、シイカシ帯に分かれている。 区分によって生えている樹木や野草はおおよそ決まってくる。 どうしてかというと、樹木が常緑樹か落葉樹、または広葉樹か針葉樹かによって、森の中に入り込んでくる太陽の陽の射し込み具合が違うからである。 たくさん陽が差し込めば土壌が乾燥するし、反対に陽が差し込まなければ土壌の湿度があがり、それぞれに生える野草が違ってくる。
日本のどの地域でもよく見られるもので、竹や笹がある。 竹や笹は芽をだすと一年であっという間に大きくなるけれど、その後は成長がほとんどみられないから、性質としては草に似ている。 そうは言っても、地上に出ている部分が1から2年で枯れることもないから、竹と笹は木と草の中間の植物と言える。
樹木とは人の食も満たしてくれるものがたくさんある。 樹木とはリンゴの木、梨の木、桃の木、ミカンの木など、国産以外でも輸入によって、1年中食べることができる。 では、バナナやパイナップルは木の実なのかというと、実は草の実である。 ちなみにイチゴも草の実。
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